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執筆者:kawauso

【キングダムをより楽しむ】河了貂と蒙毅が解説「軍師はどうやって誕生したの?」

この記事の所要時間: 850




河了貂

 

キングダムには、武の象徴である将軍と、智の象徴である軍師が出てきます。

前者は信(しん)や、麃公(ひょうこう)、蒙武(もうぶ)のような存在、

後者は、李牧(りぼく)昌平(しょうへい)君、河了貂(かりょうてん)がいます。

 

王騎 キングダム

 

また、王騎(おうき)や、廉頗(れんぱ)のように軍師を置かずに

全てを決する、両方を合わせ持つ存在もいますが、それは例外的な人でしょう。

そこで、素朴な疑問ですが、軍師はいつから始まったのでしょうか?

今回は、河了貂と蒙毅(もうき)に出てきてもらい解説します。




素朴な疑問1 軍師はどうして発生したの?

河了貂と蒙毅

 

河了貂「おっす!皆んな、河了貂ナリww」

 

蒙毅「皆さん、こんばんは、蒙毅です。

本日はよろしくお願いします」

 

河了貂「今日は、キングダム初心者の素朴な疑問に

あたし達が、バシッと一肌脱ぐよ!」

 

蒙毅「僕の知りうる限りの事をお伝えしますね」

 

河了貂「ところでさ、蒙毅、あたし達は軍師なんだけど、

どうして、軍師という職業は発生したんだ?」

 

蒙毅「いい、質問だね、河了貂、、それには、中華社会の

移り変わりが影響しているんだけど、手短に説明するよ」




戦争の大規模化と分業から軍師は生まれた

陸遜 兵士

 

 

蒙毅「太古の昔、戦争の主体は武人だけだった、、

戦争自体も、血縁がある一族が行い、難しい指示を

出さなくても、ある程度のコントロールが出来たんだ。

戦争の規模も小さく、流れる血も少なかった・・」

 

河了貂「ふーん、今でも山の民がやっているような、

一族同士が戦うスタイルか・・

確かに、それなら軍師は要らない」

 

蒙毅「そう、でも、その内に鉄器が普及して、

生産力が上がるとそれまで人が住めない土地も、

灌漑などで水を引いて、人が住めるようになった。

生産力の向上は、余分な物資を産み、お金を使った市場が

登場して、社会は便利になり、人口は増えて行った」

 

河了貂「人口が増えると戦争の規模もデカくなる」

 

蒙毅「ああ、、そうして、それまで、同じ一族同士が、

住んでいた村にも、他所者が流入して意志の疎通が、

取りにくくなった、いわゆる都市化だね」

 

河了貂「そうだとすると、将軍は、血縁がない他人を

率いて戦う事になるね、こりゃ大変だ」

 

軍旗、銅鑼、太鼓、狼煙、が意味するものとは?

兵馬俑 クロムメッキ

 

 

蒙毅「それもそうだけど、率いる兵の数が段違いになった。

僕らが産まれる少し前の長平(ちょうへい)の戦いでは

秦の白起(はくき)将軍は趙の兵士40万人を

少年兵200名を除いて穴埋めにして殺した。

でも、40万などという大軍を一人の将軍が指図するなんて

出来ると思うかい?」

 

河了貂「え?・・あたしは、ちょっと無理っぽい・・」

 

蒙毅「ボクだって無理だ(苦笑)実際には誰にも出来ない

そこで、中華の軍隊は、将軍、部隊長、什、伍、卒のように、

役割を分けて、将軍からの命令伝達を下へ順番に伝えるようになる」

 

河了貂「そっか! それに使われるのが、軍旗、銅鑼(どら)、

太鼓、それに伝令や、狼煙(のろし)だ!」

 

蒙毅「御明察、それらのアイテムは、大規模化した

軍隊を指揮する為に発明されたんだ。」

 

関連記事:白起(はくき)ってどんな人?|キングダムでお馴染みの六大将軍

関連記事:麃公(ひょうこう)は実在したの?龐煖と李牧に挑んだ秦の将軍

関連記事:【キングダム】秦の旧六大将軍と新六大将軍を大胆予想!

 

王騎が趙軍の動きを察知したのも軍旗や狼煙

祁山、街亭01

 

蒙毅「王騎将軍が壮烈な最期を遂げられた馬陽(ばよう)の戦場は

深い森だったから、誰も広い視界を持てなかった。

そこで、将軍が使ったのが軍旗や狼煙だった。

残念ながら、李牧の四万の軍勢の移動速度を見抜けず、

隙を突かれて、趙の三大天、龐煖(ほうけん)に討たれてしまったけど・・」

 

河了貂「あんなに強かった王騎将軍でさえ

僅かな隙から李牧に破れるんだ、、軍師は、

常に味方の為に最善を尽くさないといけないな」

 

蒙毅「うん、王騎将軍の死は、その事を

僕達軍師に伝えてくれていると思う」

 

軍師は、偏りがちな将軍の思考を正す為にいる

郭嘉

 

蒙毅「戦場では、数十万の軍隊が、一秒も止まる事なく動いている。

しかも自軍のみではなく、相手も動く、、これらの状況を

将軍は、的確に読んで、手を打つ事が求められるけど

一人の人間の脳で処理できる情報は、そこまで多くはない。

それに、人は純粋に思考だけしているのではなく、

そこに感情が入り込み、時として優先順位を狂わせる

王騎将軍でさえ、婚約者を殺した龐煖を前にして、たかぶり

罠と知りつつも、趙軍の策に嵌るリスクを侵してしまった。

このリスクを減らすのには、どうしたらいい?河了貂」

 

河了貂「そっか!将軍と意識を共有して、多角的な視点から、

戦況を読んで、思考を補う存在が必要になるという事・・

それが、軍師が必要な理由なんだな!!」

 

蒙毅「これは僕の理解だけど・・・多分ね」

 

河了貂「ありゃりゃ・・・・・・」

【次のページに続きます】




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