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壮絶、血を吐きまくる三国志武将ランキング

2015年2月20日


 

ロボ 関羽

 

中国は、白髪三千畳の国とも言い、とにかく表現がオーバーな国です。

三国志もその例外ではなく、身長一丈(3m)という兀突骨(ごっとつこつ)

という南蛮武将は、全身をウロコに覆われている設定です。

 

しかも兀突骨は、諸葛亮(しょかつりょう)の新兵器、

地雷によって、仲間もろとも焼き殺されて全滅してしまうのです。

ほとんど宮崎アニメの巨人兵のような扱いのように思えます。

 

また、三国志と言うと、武将の無念の死に様として、やたら吐血する

という事でも有名ではあります。

 

このコラムを書くにあたり、改めて、血を吐き、或いは血を噴き出して

死んでいく武将の多さにびっくりしました。

 

なので、ここで供養もこめて、そんな吐血武将を紹介します(笑)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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吐血ナンバー① 袁術公路(えんじゅつ・こうろ)

袁術くやしいいい

 

袁紹の同族、4代に渡り、漢王朝で三公を出した名門の家柄

庶民の苦しみを知らず、重税を課し、搾取を行い、

戦争と飢饉で、国が弱体化、曹操軍に追われ

袁紹の下に逃げる途中、食糧が尽き、あまりの惨めさに絶叫し、

大量の血液を口から吐いて憤死、、

 

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吐血ナンバー② 孫策伯符(そんさく・はくふ)

孫策の人生に一辺の悔い無し

 

江東の虎、孫堅(そんけん)の子、父の戦死後、袁術(えんじゅつ)の

支配下から独立して、長江の以南で各地を転戦、

会稽郡、呉郡を制圧し小覇王と呼ばれる。

 

しかし、曹操にスパイ行為を行った許貢(きょこう)を処刑後、

その食客により襲われて、頬に矢傷を受ける。

傷は浅かったが、顔には醜い後遺症が残り、それを鏡で見て絶望

傷口が開いて、大量の出血を起こし、以後、衰弱し死亡。

 

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吐血ナンバー③ 袁紹本初(えんしょう・ほんしょ)

袁紹逝く! ゆるキャラ

 

4代に渡り、後漢王朝で三公を出した袁家の名族出身

有能な家臣に恵まれ、華北の冀州、幽州、櫲州など4州を支配し、

北方の雄、公孫瓚(こうそん・さん)を降して、曹操を凌ぐ力を持つ。

 

西暦200年に、官渡の戦いで曹操(そうそう)と激突するが、

優柔不断が祟り許攸(きょゆう)の裏切りで食糧庫の烏巣を焼かれて敗戦。

敗戦のショックで、病気に罹り、三男、袁尚(えんしょう)が曹操に敗れると

それが駄目押しになったのか、、血を吐いて死亡。

 

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吐血ナンバー④ 周瑜公瑾(しゅうゆ・こうきん)

周瑜逝く

 

小覇、孫策の幼馴染で智謀と武勇に優れた武将、、

特に赤壁の戦いで、曹操に降伏する方向に傾いていた呉の世論を

主戦に纏め、圧倒的多数の曹操軍の軍船を焼き討ちにして

戦いを勝利に導いたとして有名。

 

演義においては、諸葛亮の才能に嫉妬し、これを亡き者に

しようとして動くが、すべて諸葛亮に裏を掻かれ、

恨み事を吐きながら喀血して死亡、、

 

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吐血ナンバー⑤ 曹真子丹(そうしん・したん)

 

曹操の甥、曹操、曹丕(そうひ)、曹叡(そうえい)の

三大の主君に仕えた大将軍、、

諸葛亮の北伐に対して、対抗してこれを阻止するなど

対蜀漢政策に中心的な役割を果たした他に、

西暦230年には、逆に蜀に攻め入るプランまで立てた実力派、、

 

しかし、演義では、司馬懿(しばい)に存在感を喰われてしまい、

諸葛亮の智謀に翻弄される無能な人として描かれ、

最期には病床で自分を侮辱する諸葛亮の手紙を読んで、

血を吐き憤死する、、

 

上の五人以外にも、関羽を討ち取った呂蒙(りょもう)も、

演義では関羽(かんう)の呪いで、原因不明の病に罹り最期は、

喀血して死ぬなど、、血を吐いて死ぬシュチュエーションは、

三国志には、事欠かない現象であると言えます。

 

ああ、吹きまくる血しぶきに、貧血になりそう、、、

 

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この記事を書いた人:kawauso

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自己紹介:

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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