陳宮(ちんきゅう)ってどんな人?溢れんばかりの才能を備えた知略家「曹操編」

2015年12月3日


突如曹操を裏切る

 
表情 陶謙01

 

曹操の父親が、徐州太守・陶謙(とうけん)により暗殺されてしまいます。

曹操は激怒し、大軍を率いて徐州へ攻め込みます。

曹操は東郡の留守を陳宮に任せます。

曹操は陳宮を信頼しており、陳宮も曹操に不満などなく、仕えるに相応しい君主であると思っていた事が分かります。

ですがこの後陳宮は豹変し、曹操を裏切る事になります。

 

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陳宮が曹操を裏切った理由

董卓えらそう 独裁

 

陳宮は正史である「三国史」の方には、曹操を裏切った理由が全く書いておりません。

その他の史書にも記述はありません。

しかし、三国志演義には陳宮が裏切った理由が記載されています(三国志演義は史書としては信憑性に欠けるため、信用できませんが)。

三国志絵演義によると、曹操が董卓(とうたく)暗殺に失敗して、洛陽から逃走します。

その時陳宮と出会い、彼が道案内し、逃走経路を確保します。

曹操と陳宮は逃走中に呂伯奢(りょはくしゃ)と言う人物に匿ってもらいます。

呂伯奢は彼らをもてなすため、自ら近くの村へ酒を買いに行きます。

また使用人に豚を殺し、料理を作っておくように命じます。使用人達は「早く殺せよ」と話しながら刀を研ぎます。

 

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呂伯奢一家殺害事件 曹操:「俺を裏切ることは許さない!」

キレる曹操2

 

曹操はこの声を聞き、自らに危害を加えるために刀を研いでいると思い込み、使用人達を惨殺します。

しかしこれは曹操の勘違いで、使用人たちは豚を殺そうとしていただけだったのです。

曹操は勘違いを気にせず陳宮を誘い、急いで家を出て逃走します。

逃走中に酒を買って帰宅途中であった呂伯奢と鉢合わせます。

呂伯奢は曹操に「急いでどうしたのです。使用人に料理を作るよう命じ、こうして酒を買ってきてささやかながら宴会をしようと思っていたのにもう行ってしまうのですか。」と聞きます。すると曹操は「すまない。手配されている身で、のんびりできない」と言い呂伯奢の元から去ります。

曹操は考え直し、呂伯奢を追いかけ、彼も惨殺します。

陳宮は曹操に「使用人を勘違いで殺してしまったのはしょうがないとしても、彼まで殺さなくても良かったではないか。」と厳しく追及します。

すると曹操は「我が天を裏切るのはいいのだ。しかし天が我を裏切ることは許さない」と陳宮に言い放ったそうです。

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

陳宮はこの曹操の言葉を聞いて、彼を疑い後に反乱を決意したそうです。

ですがこの呂伯奢のエピソードは三国志には一切記載が無いのです。

私はそのためこのエピソードを信じる事が出来ず、参考までにと思い、独り言のところに記載させていただきました。

陳宮が曹操を裏切った理由として、私の意見を言わせていただくと、曹操が天才的な戦術・戦略の才能が原因だと思います。

彼が陳宮や他の軍師が居なくても十分にやっていける君主であったのが陳宮には面白くなかったのではないでしょうか。

陳宮は自分の才能に自信があったはずであり、君主が自らの意志で動くような人物よりも、自分の意見を聞いて動いてもらう君主の方が陳宮には補佐しがいがあり、面白みもあったのではないのでしょうか。

ですから当時最大勢力に近い袁紹(えんしょう)劉表(りゅうひょう)公孫瓚(こうそんさん)などの群雄に仕えず、自らの意志で動きそうになく、助言が必要な呂布に仕えたのではないでしょうか。

 

今回のお話はこれでおしまいにゃ。

次回は陳宮のお話「呂布編」を紹介するにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。それじゃまたにゃ~♪

 

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この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

黒田廉

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三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。

好きな歴史人物:張遼夏候惇文鴦

何か一言:好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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-はじめての変, 三国志の雑学, 執筆者:黒田廉
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