・ナレーション
長時間の議論と、果てしない誹謗中傷の応酬で、
すっかり殺気立つ英傑達に司会のkawausoは議論の方向性を変える事を提案する。
英傑たるもの、集まってくる部下だって超一流のハズ、、
そこで、今回は英傑達の部下について、議論してみよう。
kawauso「どうも、罵りあいばかりが強くなると喧嘩が激しくなるから、
ここは、客観的に部下の扱いで考えてみよう、英傑なら、部下の信頼を掴む
ような才能にも長けていると思う」
曹操(そうそう)「まあ、部下の扱いならば、わしにかなうヤツはいないじゃろう?
ワシの盾になって死んだ典韋(てんい)、ボディーガードの許褚(きょちょ)
天才不良青年、郭嘉(かくか)、やさぐれ中年策謀家の程昱(ていいく)、、
無敗将軍の徐晃(じょこう)、わしの分身と言える、夏候惇(かこうとん)、
まだまだいくらでもいるぞwww」
袁術(えんじゅつ)「みえすいたヨイショのしまくりで、釣りあげただけじゃろう?
まあ、金だけしかない曹家では、そんなあたりが関の山じゃわww」
劉備(りゅうび)「わしは、金も地位もなかったが、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)
趙雲(ちょううん)、黄忠(こうちゅう)、馬超(ばちょう)、それに徐庶(じょしょ)や
孔明(こうめい)龐統(ほうとう)など一流の武将や知将が揃っておる。
まあ、、これもひとえにわしの人徳というものかのう・・」
陶謙(とうけん)「王朗(おうろう)と陳珪(ちんけい)とか陳登(ちんとう)などが
おったのう王朗は、かなり長生きして演義では孔明に罵倒されて死んだが・・
実際には魏で長らく仕えたらしいしの・・」
劉表(りゅうひょう)「あまり評判は芳しくないが、蔡瑁(さいぼう)、
張允(ちょういん)、張虎(ちょうこ)、それに禰衡を斬首した黄祖(こうそ)も
一応配下という事になるな・・
蒯越(かいえつ)のような軍師級の人間もおる」
kawauso「公孫瓚の配下って、どんな配下がいる?
あ、趙雲は劉備の配下のイメージがあるから出したらダメ」
公孫瓚「ふん、そんな事でびびるとでも思っておるのか?
公孫越(こうそんえつ)、公孫淵(こうそんえん) 、公孫脩(こうそんしゅう)
公孫淵(こうそんえん)、公孫続(こうそんぞく)、公孫コウの公孫ファミリーがおるわ。
ゲハハハハ!!」
董卓(とうたく)「おがっ!誰も聞いたことがないずら!!」
袁術(えんじゅつ)「やたら、数だけは多いからのぅ、公孫瓚一族は」
kawauso「そういう産廃さん、、じゃない董卓は、どんな配下がいたの?
もちろん、呂布は除いて!」
董卓「オラの所は、李傕(りかく)、郭汜(かくし)、弟の董旻(とうびん)、
牛輔(ぎゅうほ)、曹操を破った徐栄(じょえい)、王方(おうほう)、華雄(かゆう)
胡軫(こしん)、色々いるっぺよwww」
呂布(りょふ)「徐栄を除けば、ほぼ、脳筋じゃねーかwww」
董卓「うるさいっぺ!!頭がいいヤツはすぐにオラを騙そうとするから、
信用できないずら!!」
劉備「あれ?李儒(りじゅ)がいないような?」
曹操「李儒は、元々、董卓の配下ではなく、少帝の側近で、董卓の命令で、
少帝を毒殺した人物らしいのぅ、それ以外の逸話は、三国志演義の創作じゃ
まあ、帝を殺しているのだから、理由はどうあれ悪人のそしりは免れまい」
呂布「俺の所は、張遼(ちょうりょう)、高順(こうじゅん)、臧覇(ぞうは)
魏続(ぎぞく)、侯成(こうせい)、宋憲(そうけん)が武将、それから、
軍師では王階(おうかい)、それに曹操から寝返った陳宮(ちんきゅう)もいるぜ」
曹操「ううう・・陳宮、わしの何が不満で呂布のような脳筋に寝返ったのじゃ
あんなに大切にしてやったというのに・・・」
呂布「陳宮はチビが嫌いだってよおwww」
※曹操、呂布に飛びかかるが、十六文キックで撃墜される。
禰衡(でいこう)「呂布が曹操に敗れた遠因には、軍師の陳宮と将軍の高順が
絶望的に仲が悪いという事情もあったようです。
高順は、張遼に匹敵すると言われた名将ですが、何故か陳宮とは合わず、
お互いに足を引っ張り合う形になりましたね。」
何故、陳宮は、曹操を裏切り、呂布についたのか?
公孫瓚(こうそんさん)「しかし、呂布は陳宮の策も高順の用兵も
一切信用してないから笑える」
曹操「確かに、高順からは兵を取り上げて魏続に兵を割り振りしているからのぅ
しかも、親戚として信用していた魏続が、呂布を裏切り、陳宮を捕縛して、
わしに真っ先に降伏しておるしww」
袁術「人を見る目がないのぅ、、呂布よ」
呂布「元、部下の陳蘭(ちんらん)と雷薄(らいはく)に、
おいはぎされてた、てめえに言われたくねえww」
袁術「ムキーーーッ、それは演義の話で、本当は助けを求めたら、
拒否されただけじゃ」
曹操「落ちぶれてすまんwwwwww」
劉備「いや、、充分、悲惨な話だぞ・・」
劉表「しかし、陳宮程のものが、曹操を裏切り、呂布についた理由が分からん
曹操が自分の保身の為に呂伯奢(りょはくしゃ)の家族を殺したのを恐れて、
というは演義の創作だし、どうして、将来性がなく各地を転々とする呂布を選んだのか?」
禰衡「一説では、曹操が吸収した青州兵に関係があるとも言われていますね。
元は黄巾賊である、青州兵は、曹操との取引でその手足になったが、
素行は悪く、味方の軍に対しても略奪を行った」
公孫瓚「于禁(うきん)の記録にも、青州兵が自軍で略奪を行ったので討伐した
という記述があるぜ」
袁術「曹操は地盤がないので、直属兵になった青州兵を手放せず、
ある程度の悪事は大目に見ていたので兗州の各地で似たようなトラブルが起きていた。
兗州(えんしゅう)を曹操に統治させる為に兗州の豪族に根回ししていた陳宮は、
それにより面目が丸潰れになり、豪族達に曹操を引き入れた事を非難され、
曹操に恨みを抱くようになった・・・という事かのう」
劉備「不思議だ、袁術が賢く見える、眼科に行かないと」
陶謙「しかし、だからというて、次に選んだのが呂布とは・・」
禰衡「近くにいたのが、呂布だけだった、曹操と違い、操縦しやすいと
考えていたが、そうはいかなくて、歯車が狂い始めたという事ですか」
董卓「おがっ!ちゃんとした主君を探すのは難しいっぺ」
kawauso「本当の事は陳宮にしか分からないという事だね・・
今回は意図せず、しんみりしてしまったけど、一旦CМ」
袁術「・・・・・ちょっと待て!わしの袁術オールスターズの紹介だけ、
飛ばしておるぞ、おーーーい、カメラ戻れーーーー(泣)
・ナレーション
それぞれの武将の紹介から陳宮が曹操を裏切った理由に話が移り、
少しシリアスになってしまった朝まで三国志。
さあ、真夜中から始まった罵詈雑言、仁義なき戦いも、次がいよいよ最後のテーマになる。
さあ、9名の英傑が選ぶ、三国志最強のワルとは誰になるのか??
つづく(朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第12部 22日(日)05時00分配信開始)