三国志好きならニヤリとできる!諱、字、一番多い姓、珍しい姓を紹介しちゃいます♪

【公孫】昔からのお坊ちゃん姓。




三国志大学 公孫瓚

 

春秋時代の諸侯の孫などは『公孫』という姓を名乗っていたといいます。

公は貴族という意味で、そのまんま『貴族の子孫』という意味をもった姓を名乗りました。

三国志では公孫瓚(こうそんさん)公孫淵(こうそんえん)などでお馴染み。

確かに三国志中でも、それなりに土地を治めていた人物ですね。

 

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【淳于】結構由緒あるのに…

劉寛 酒

 

地名由来の複姓。春秋時代に淳于国という小国があり、のちにその国名を姓としたようです。(現在の山東省安丘市)

同時代には司空・司徒まで務めた淳于姓の人物もいる事から、なかなか歴史ある一族だと推察されます。

三国志では淳于瓊(じゅんうけい)でお馴染み(?)。

官渡の戦いで重要な拠点である烏巣を曹操に破られちゃった人ですね。

演義では酒びたりの残念な将軍として描かれてます。正史ではかなり健闘していた良い将軍のようです。

 

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【太史】春秋時代からの姓らしい。

太史慈 孫策

こちらも官職がそのまま姓になったパターン。

春秋時代の太史令という、歴史や暦を記す役割があった官職からきているようです。

三国志では太史慈(たいしじ)が有名ですね。

孫策(そんさく)との一騎打ちが印象深い太史慈ですが、正史と演義では死去する時期が違って書かれていてややこしく、三国志ビギナーを混乱させてくれます。

 

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【皇甫】記録にもはっきり残る古い姓

photo credit: Sunset via photopin (license)

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こちらも古くからの姓と言われています。

『春秋左氏伝』の中には皇父充石という人物が登場しています。

『広韻』や『新唐書』宰相功績表等によれば、皇父充石の子孫が皇父氏を名乗り、前漢のときに皇父を皇甫という字に改めたそうです。

三国志では序盤に登場する皇甫嵩(こうほすう)でお馴染み。

出番は少ないのですが、実は優秀な将軍でした。

 

 

一番多い姓、珍しい姓。

photo credit: China’s Red Beacon via photopin (license)

 

時代と共に中国の姓も少しずつ変化していきます。

三国志の時代の頃は漢民族が中心となっていた頃ですが、時代と共に歴史の中心が漢民族から他民族へ、そして多民族国家へと変わっていきました。

 

ちなみに現代中国で最も多い姓は

『王』、『李』、『張』が不動のトップ3らしく、中国人が15人くらい集まると必ず一人ずつ王さん、李さん、張さんがいる計算になるそうです!

 

続いて多いのは『劉』、『陳』、『楊』、『黄』、『趙』、『呉』、『周』だそうですよ。

何だかんだ現代でも古代からの漢姓が多いのは、三国志ファンにはちょっと嬉しいですね。

 

ちなみに珍しい姓では『米』、『酢』、『死』なんて姓も実際にあるそうです…。

 

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三国志ライターAkiのひとり言

Aki

 

ちなみに複姓は現代でも幾つかあります。

中国で最も長いと言われている複姓は九文字で

『爨邯汕寺武穆雲籍鞲』

(ツァンハンシャンスーウームーユンジーゴウ)

だそうです…。長い!

他にも『愛新覚羅』などはラストエンペラー溥儀の姓として知られていますね。

どうして二文字どころかそんなに長くなったかというと、漢民族ではない他の民族の名前に漢字を当てた結果、長—くなってしまったとか。

アントニオ・バンデラス=安东尼奥・班德拉斯(中国語辞典より)

と、同じような事なんですかねぇ。日本のカタカナって便利だなと痛感します。

 

日本の姓も紐解いていくと面白いのですが、幾千年もの歴史を持つ中国の姓も奥が深く、まだまだ語りきれない程です。

お気に入りの三国志の登場人物と同じ姓を持つ現代中国人の中には、間違いなくその末裔がいると思うと、何だか夢が広がりますね!

 

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この記事を書いた人:Aki

Aki

■自己紹介:

歴史全般大好きなのですが、三国志大好き歴は20年以上。

地元には『諸葛川(もろくずがわ』という川があるのですが、名前を見る度にニヤリとしてしまいます。

好きな歴史人物:曹操諸葛亮、額田王、織田信長

何か一言:いつか三国志の小説でも書いてみたいです♪

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